泣き虫ではないのに、声を聞くと、何故か泣いてしまう人がいる。
それがお母さんの妹、節子さん。
35歳位だったかな。
神戸で3児のママをしている。元総合病院の栄養士の部長をしてバリバリ働いていた、今は主婦。

何で泣けるのか分からない。
昨日電話がかかってきて、お母さんが出掛けていなかったから世間話をしていたら、旬な?就職の話になって、今の状況話した。

そうしたら、誉めるでも慰めるでも、おめでとうでも頑張れ、でもないこと言ってくれた。
面接に行く前でばっちりメイクしてたのも忘れて、
目の前見えなくなって、涙がぼろぼろこぼれて止まらなくなった。

ちょうど2ヶ月位前も同じような状況で、同じように泣いてた。

何で泣けるんだろ、一つ分かるのは、悲しい涙じゃないこと。
恥ずかしいけど、電話の向こうで私が泣いてるの
知っているのかもしれない。

そういえば、こんなことも言ってた。

「私はね、自分の子どもじゃないから、こうやって冷静に聞いてあげられるし、話をすることができるのかもしれないなァって思う、
もし、自分の子だったら感情入ってしまってそれどころじゃなくなるかもしれないわァ」
って笑ってた。

私にとって尊敬する大人のひとなのだけれど、”オトナオトナ”していないとこが、社交辞令を言うような人じゃないとこが、嬉しくて泣いてしまうのかなァ。

「大学の帰りに、また泊まりに来て、ちびサンの家庭教師してあげて、あっでも、ちゃんと来る前は電話してね、餃子作るから。それとクローネのコーネル忘れずにネ」

「はーい、ありがとう」
涙を無駄にしちゃいけないってよく聞くけど、あの涙もほんとに無駄にしたくない。
就活ゴールへの道、しっかり歩いていこうっと
心に改めて誓った。
ありがとう、節子さん



コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索